こんにちは!遠藤です。
先日行われた東京マラソンで救護活動をしてきました!
参加人数は3万8000人!国内で最も参加人数が多い大会です。
世界を見渡しても5本の指に入る一大イベント!
それだけ大きい大会ですと、体調不良や怪我でリタイアする方も多くいらっしゃいます!
ですので、救護所は全て合わせると25か所も設置されていました!
全てのランナーの方が安全に、なるべく完走できるようにするのが私達トレーナーのお仕事です!
なぜマラソン大会の救護所がこんなに多く設置されているのか皆さんご存知でしょうか?
実はあまり知られておりませんが、マラソンは心肺停止の発生頻度が非常に高いスポーツです。東京マラソンでも1~2大会に1度はAEDが必要となる心肺停止が発生しているそうです。
さらに、気温が低い年は低体温症で多くの方が倒れたり、気温が高い年は熱中症や脱水で運ばれる方が多くいらっしゃいます。
なので、東京マラソンでは各救護所にAEDとドクターが配置され、さらにコース上にはAEDを担いだドクターが配置され異常があれば即座に対応します。
さらにAEDを担いで自転車で並走するスタッフ等々、数多くのAEDが配置されている為、心肺蘇生率が100%と世界一安全な大会と言われています。
心肺停止状態の人に遭遇する可能性は誰にでもあります。心肺停止状態の方へ即座にAED処置ができるだけで大幅に救命率が上がると言われております。
皆さんもこの記事をきっかけに使い方の再確認と勉強をしてみたらいかがでしょうか?
こちらのHPでは日本心臓財団がAEDを使った救命の仕方をわかりやすく説明しています。ぜひこの機会に勉強をしてみてください!
公益財団法人 日本心臓財団
https://www.jhf.or.jp/check/aed/how/