こんにちは!イーライフ鍼灸接骨院です。
皆さんは疲れた時の疲労回復方法はどうしていますか?
多くの方はとにかく休みたい・・・と思うのではないでしょうか。
しかし最近は、そういう時こそ体を動かすと疲労回復の度合いが変わってくると言われています。
疲労時にあえて軽く体を動かすことで血流を改善させ、疲労物質を効率的に排出させる休養方法のことを「アクティブレスト」日本語で「積極的休息」と呼ばれています。
今回はそのアクティブレストについて詳しくお伝えしていきます。
目次
1. アクティブレストとは?
2. アクティブレストの効果
3. アクティブレストの方法
4. まとめ
⒈アクティブレストとは?
元々はスポーツ選手が翌日までに疲労を残さない為に生まれた疲労回復方法です。例えば運動後にクールダウンで軽くジョギングする事、ストレッチをすることもアクティブレストの一つです。
皆さんが肩こりや腰痛、体のだるさなどの疲労感を感じる時は血液やリンパの流れに滞りがあるかもしれません。その疲労物質を体を動かして血を巡らせることにより解消させることができるという事です。特にデスクワークなど動かない事が多い方にはおすすめの休息方法になります。
2. アクティブレストの効果
その1:疲労回復、代謝アップ
体は動かない事で疲労物質がどんどん溜まっていきます。アクティブレストでは、息が上がらない程度のジョギングなど軽い全身運動を行うことで体全身に酸素と血液が巡り溜まった疲労物質が排出されます。軽い運動を継続する事により、代謝アップも期待できます。 アクティブレストのメリットは10分程度の運動で実践できるため忙しい方、ジムに行くにはハードルが高いと感じる方には特におすすめです。
その2:心身のストレス解消
忙しいと自律神経が乱れやすくなりストレスが溜まりやすくなりますが、軽度な運動をすることにより「セロトニン」という幸せホルモンと呼ばれる物質が分泌されてストレスを解消する効果も期待できます。
3. アクティブレストの方法
アクティブレストを実践する上でポイントがいくつかあります。
・息が上がらない程度の運動(10分程度でOKです!)
・気軽に継続できるもの
・心地よいと感じること
この3つが疲労回復効果を出す上で重要になってきます。
3つを踏まえた上で具体的にどんな運動がいいかというと・・・
・ストレッチ
・ジョギングやウォーキング
・サイクリング
・ヨガ
・水泳 など
上記のように全身運動は様々な方法がありますが、一番のおすすめは息が上がらない程度のジョギングやウォーキングです。
負荷の感じ方は人それぞれですが、余裕をもって続けられるペースを意識して取り組んでみましょう。
アクティブレストは仕事中にも行うことができます。
ここで椅子に座りながらできるストレッチを2つ紹介します。
その1:猫背対策
頭の上で手を組んで手のひらを天井に向けて上に伸ばします。
そのまま右へ倒して体の側面を伸ばします。
左も同じように伸ばします。
その2:むくみ対策
椅子に浅く座り片足を前に出します。この時つま先は天井を向いています。
両手で膝の少し上を抑えて体を前に倒します。
ポイント!:伸ばしたい場所によって膝の角度を変えましょう!
A.膝を伸ばすとふくらはぎ~膝裏辺りまでが伸びます。
B.膝を軽く曲げるともも裏ががっつり伸びます。
じっとする時間を減らし、積極的に筋肉を伸ばしたり動かす意識が大切です。
トイレまで歩くなどそれだけでも効果はあります。
ヨガはポーズを取りながら深呼吸して固まった筋肉をほぐしていく事ができます。ヨガの基本となる深呼吸自体が簡単な運動となっています。また、深呼吸する事で自律神経が整う効果もあります。ヨガのポーズがわからない方は、まずはストレッチをしながら深呼吸する事から始めてみてはいかがでしょうか?詳しいポーズのことはまた別の機会でお伝えします。
水泳に関しては環境にもよるので、できない方もいると思いますがとても効果的です。
泳がなくても、全身を水に浸けるだけでも浮力によって筋肉の緊張が緩和されます。また、水圧により全身の血行が促進されます。先ほど述べたように浸かるだけでもいいし、軽く泳いだり水中ウォーキングするのも良いでしょう。
4. まとめ
疲労の感じ方も人それぞれですが、年齢を重ねるごとに疲労回復に欠かせない成長ホルモンの分泌が減少する事で疲労が抜けにくくなるともいわれています。
だからこそ、疲労を溜めない為にアクティブレストに取り組む必要があります。
仕事でのパフォーマンスを上げて、休日は楽しく過ごせるようにぜひお試しください。
当院では施術だけでなく、セルフケアや運動などご要望に応じて対応できるトレーナーが在籍しておりますのでお気軽にご相談ください。