こんにちは!
イーライフ鍼灸接骨院です。
連日暑い日が続いており、熱中症で運ばれる方が連日大勢出てしまっています。日常生活でも暑さと戦う日々ですね。
当院でも真夏の祭典、夏のインターハイに帯同し暑さと戦ってきました。
暑さと戦う上で1番大切なのはいかに水分を取るかです。
水分補給法を実施するかしないかで運動中のパフォーマンスだけでなく日常生活の快適さや、日々の体調がガラリと変わってしまいます。
今回は一部のドクターやトップアスリート、スポーツトレーナーしか知らない「ウォーターローディング」についてご紹介します。
ウォーターローディングとは単純に水分を飲むだけではありません。
ローディング=積み込む、装填するという意味があります。
つまり水分を事前に身体の中へ積み込み、身体を潤わせておく水分補給法です。
ですが、みなさん水分を飲んでお手洗いが近くなった経験はありませんか?
単純に水分をとっても人の生理機能で排泄されてしまいます。
なので、ウォーターローディングで大切なことは
・水分を取るタイミング
・摂取する水分の種類
・摂取する量
この3点がとても重要です。
今回はわかりやすく真夏の暑い時期でお昼、35度近い時間帯の12時頃~14時頃に外出して、を動かすという設定で説明していきます。
1.水分を取るタイミング
12時頃活動に合わせてウォーターローディング実施するには、最短でも前日の夜から始める事をお勧めします。
(場合によっては数日前から始めることもあります。)
前日の夕食後~就寝までに500mlの水分を摂取してもらいます。この時食後すぐのタイミングで一気飲みすると消化が遅れるので、少しづつ時間をかけて飲みましょう。
当日の朝から~12時の間までに700ml~1ℓぐらいを少しづつ飲んでいきます。
活動開始40分前までには飲み切るようにしましょう。
なぜ40分までかというと人の身体は口に水分を入れてから身体の中へいきわたるまでに40分かかると言われているからです。活動時にどれだけ水分をためておけるかがポイントになりますので、その時間までには飲み切っておきましょう。
2.摂取する水分の種類
日ごろ飲むものとして、水、麦茶、緑茶、スポーツドリンク等々ありますが、必ずスポーツドリンクを飲むようにしてください。
水や麦茶よりもスポーツドリンクの方が体の中での滞在時間が長く、お手洗いに行きたくなるタイミングが長くなると研究結果が出ています。夜中にお手洗いへ行くために起きてしまわないようにするためにもスポーツドリンクにしましょう。
緑茶は少量のカフェインが入っているため、お手洗いが近くなってしまいます。せっかくためている水分も抜けやすくなるので、ウォーターローディング中は避けましょう。
3.摂取する量
これは体格によって変わっていきます。人は体重の2%の水分が抜けるとパフォーマンスが30%下がると言われております。仮に体重60㎏の人だとして2%は1.2ℓとなります。ウォーターローディングはこの1.2ℓの汗をかく前に補給するための方法です。
ですので、前日の夜に500ml程度補充し、当日の朝から12時までに700ml~1ℓの水分を補給する必要があります。
活動中も汗をかき水分は抜けていきますので、随時補給する必要があります。
以上の点を抑えてウォーターローディングをすれば驚くほど体は軽くなり、調子はあがります。この方法をドクターは出血で多くの水分が抜けてしまう手術前に実施したり、トッププロ選手は結果を残すため、大会前に行っています。まだまだ暑い夏は続きますので、皆様もここぞ!という時にぜひ試してみてください!!