こんにちは。世田谷区豪徳寺にあるイーライフ鍼灸接骨院です。
今回は、2025年7月25日(金)~29日(火)に広島・広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で開催された全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技大会に、当院の遠藤がトレーナーとして大会帯同した活動をご紹介します。
今年のインターハイは連日35度を超える真夏日となり、例年以上に熱中症対策とコンディショニング管理が重要な大会でした。
当院のサポートチームである世田谷区の日大櫻丘高校と八王子市の明大八王子高校の陸上競技選手をサポートし、主にパフォーマンス維持と安全管理をメインに活動してきました。
今回の大会では、試合前から強い痛みを訴える選手はおらず、治療よりもパフォーマンスアップと疲労回復を目的としたケアが中心でした。
マッサージにも様々なやり方があり、『痛みをとる』『コリを取る』『疲労を取る』『力を入れやすくする』等の目的に応じて使い分けをしています。特にレース前は力を入れやすくする為にオイルマッサージや足をもって振る方法を使うようにしています。指圧などの強い刺激は力が入りにくくなる可能性があるので、あまり使いません。
真夏のインターハイでの水分補給指示(混成競技選手向け)
大会前夜
• 晩御飯後~就寝までにスポドリ500mlを飲む
【1日目:7月27日(土)】
• 起床~競技場入りまで:スポドリ500ml
8:45〜 9:20 トラックアップ
9:30 ハードル招集
• レース開始までにスポドリ500ml
10:00 ハードル競技開始
10:30 高跳び招集
• 適宜、水またはスポドリで補給
11:10 高跳び競技開始
14:00 砲丸招集
• ハードル後〜砲丸開始までにスポドリ500ml
15:00 砲丸競技開始
17:00 200m招集
• 競技開始までにスポドリ500ml
17:30 200m競技開始
1日を通しての目安
• スポドリは最低2ℓ、できれば3ℓ
• お茶や水を飲むときは塩分チャージもセットで
• 晩御飯後~就寝までにスポドリ500ml
【2日目:7月28日(日)】
• 起床~競技場入りまで:スポドリ500ml
9:00 幅跳び招集
10:00 幅跳び競技開始
14:00 やり投げ招集
• やり投げ終了までにスポドリ合計1ℓ
15:00 やり投げ競技開始
• 800m召集前までにスポドリ500ml
18:30 800m招集
18:50 800m競技開始
補足
• 両日とも製品は指定なし
• 午後はOS-1の方が望ましい
選手のスケジュール、飲み物の好み、日頃どれぐらいの量を飲めるのか、天候・気温に合わせた指導を行い、選手や監督からも「非常に助かった」と評価をいただきました。
今大会では、競技時間が急に変更されたり、サブトラック(ウォーミングアップエリア)が直前に閉鎖されるなど、選手にとって不安な状況が続きました。
こうした急な変更に対し、トレーナーとして柔軟に対応し、アップ方法や待機中の過ごし方を監督と相談しながら最適化しました。
専門的アドバイス:夏の大会でのスポーツケアのポイント
1. 水分補給は時間と量で管理(喉が渇く前に補給)
2. 経口補水液やスポドリを時間帯・気温で使い分け(ミネラル補給を意識)
→ 経口補水液はお昼過ぎから飲むのがおすすめ
3. ウォーミングアップは短時間集中型にして、日陰で休む時間を多く作る(暑さによる消耗を防ぐため)
これらは陸上競技だけでなく、あらゆるスポーツで共通する大切なポイントです。
水分補給に関してはこちらの記事でも書いてますので是非読んでください!
まとめ:世田谷でスポーツケアに強い鍼灸接骨院を目指して
イーライフ鍼灸接骨院は、世田谷を拠点に陸上競技をはじめとする様々な競技の大会帯同やトレーナー活動を行っています。
今回のインターハイ広島大会でも、選手のパフォーマンスアップと安全管理を両立するサポートを実施しました。
「大会帯同経験のある鍼灸接骨院」「スポーツケアに強いトレーナーがいる接骨院」をお探しの方は、ぜひ当院にご相談ください。